2018年9月28日金曜日

大麦生産推進大会 収量増加を目指す


 8月28日(火)に婦中営農経済センターで開催された大麦生産推進大会で、生産者に向けた30年産大麦の総括と、栽培研修会を行いました。
 総括では播種遅れにより面積が確保できず、昨年より単収が落ちた反省を踏まえ、収量確保に向けて栽培暦に沿った栽培計画作りを次年度の目標としました。
 研修では県農林振興センターの向野尚幸さんから雑草や病害虫の防除について講義し、「大麦は需要が非常に高く、作れば作るほど売れる。主産地として高い収量を確保してほしい」と話しました。

てんたかく初検査 胴割米に警戒を


 8月30日(木)、婦中農業倉庫で平成30年産あおば米の初検査が行われ、農産物検査員が早生品種「てんたかく」6・15トンを検査し、全量を1等に格付けました。
 検査員の品質概況報告では、品質は概ね平年並み。ただし、本年は猛暑の影響で胴割米の発生がやや多く、刈取までは適正水分の確保が重要となります。また、県農林振興センターからは、育苗期から出穂期まで生育は概ね平年並みで推移しましたが、玄米の黄化が例年より早いため、刈り遅れに注意するよう呼びかけました。

アンパンマンと学ぶ交通安全

 8月4日(土)、『JA共済アンパンマン交通安全キャラバン』で子供たちがアンパンマンと一緒に交通ルールを学びました。
 この日、八尾農業倉庫にキャラバントラックが訪れ、子供たちは青信号と赤信号の色に合わせて動いたり止まったり、横断歩道の渡り方をアンパンマンたちと学習。子供たちは歌と踊りを通じて交通ルールを守ることを約束しました。

 イベントの最後は握手会が行われ、アンパンマンたちと楽しい時間を過ごしていました。

2018年9月20日木曜日

土壌と要素を学び、おいしい野菜作り

 野菜栽培講習会が7月24日(火)から各地区の営農経済センターで開催されました。
 野菜栽培には窒素やミネラルなどの微量要素の施用が重要ですが、作物に応じて必要な要素は異なり、欠乏すると障害が起こる場合があります。

 講習会では、生科研が実施している19項目に分類した土壌分析について解説。日栄商事、朝日加工からは重要な微量要素を含んだ肥料の紹介や、JAあおば営農課による需要が高い野菜や新品種の紹介を通じて生産者へ来年度への面積拡大を推進しました。

柔らかい土でにんじんを育てる

 JAあおばにんじん出荷組合は7月24日(火)に夏播きにんじん播種研修会を開き、栽培ポイントの解説と圃場での実地講習会を開催しました。
 29年産にんじんで見られた発芽不良に対し、30年産では土が硬化しないよう、散水方法と砕土率の改善を見直しています。また、発芽期に地温の上昇を抑えるための適時上部かん水を呼びかけました。

 研修会後は(農)ふかだんの圃場で、播種機運転講習会を実施。実演を通じて播種深度や播種速度、土の状態などを生産者へ解説しました。

14歳の挑戦 あおばへようこそ!

 社会に学ぶ「14歳の挑戦」で、あおば管内の中学校から生徒の皆さんが7月2日(月)より各地で職場体験を行いました。

 7月に職場体験を行った事業所は「大山営農経済センター」「八尾営農経済センター」「あおばの里 ほほえみ館」「レインボーふるさと」の4か所。生徒たちは職員の指導の下で、接客や品出しといった業務を体験。また、看板やチラシ、POP広告作りなど生徒独自の取り組みを行いながら、地元の方々と笑顔でコミュニケーションをとっていました。

2018年9月7日金曜日

朝日すいか祭り 本年も甘さ抜群!


 朝日すいか出荷組合は8月5日(日)、JAあおば朝日倉庫前で『朝日すいか祭り』を開きました。
 この日、販売されたのは「夏ココア」「紅まくら」「かがやき」「サマーオレンジ」の4品種で、今年から「夏ココア」が新発売。生育は平年並みで、平均糖度は約14度以上。来年には種なしすいかへの取り組みも予定しています。

暑さを跳ね除けるブランド米作り


 あおば米生産推進大会が7月23日(月)に開催され、一等米比率90%以上を目指すべく、生産者へ酷暑に耐えうる高品質なあおば米作りを呼びかけました。
 研修会では生育概況報告の他、愛知県経済農業協同組合連合会の渡邉靖治米穀部長より、消費者ニーズを掴むブランド作りについて講演が行われました。
 また、今夏は特に猛暑が続き、背白粒や胴割米などを防ぐために温度管理には注意が必要です。追加穂肥や水管理など、稲体活力維持に努めましょう。