2017年8月30日水曜日

あおば米のさらなる品質向上を目指して

 JAあおばはあおば米生産推進大会を7月21日(金)に八尾コミュニティーセンターで開催し、参加した約200名の生産者へ、これからのあおば米の取り組みと近年の米穀販売需給情勢について説明を行いました。

 杉林啓一組合長は「米の新品種は各県でも取り組んで産地間競争が激しい分野。JAをあげてさらなる品質向上を目指し努力していく」と挨拶。その後、今年の水稲生育状況及び近年の新品種を取りまく米穀販売情勢の概況の説明が行われました。

あおば主要作物化に向けた播種研修会

 JAあおばにんじん出荷組合は「夏播きにんじん播種研修会」を7月20日(木)に開き、にんじん生産者約20名へ、講義と実地研修を通じて播種時の注意点を解説しました。
 研修会では県農林振興センター 澤田耕一普及指導員から栽培種子と栽培工程について説明等が行われ、実地研修では(農)ふかだんのほ場でヰセキ農機㈱ 豊岡達也さんより、トラクタ用播種機使用時の注意点の説明と、ほ場を使った耕耘と播種の実演が行われ、参加者は機器の取扱いや管理について熱心に質問をしていました。

 舟津克彦営農課長は「にんじんはJAあおばの最重点品目。米以外の経営の柱を作り、皆様の経営を安定できる品目のひとつになるよう尽力する」とJAあおばの方針を話しました。

2017年8月24日木曜日

あおば役員が試験栽培米を視察

 JAあおばは、管内ほ場視察を7月12日(水)に行い、非常勤役員を含めた役員が、現在あおばで取り組んでいる試験栽培米のほ場を視察しました。
 現在あおばでは、業務用米3品種と新品種「富富富」、早期栽培米「てんたかく」の試験栽培を行っています。県農林振興センターの齊藤祐三子班長の生育状況報告の後、あおば管内の8つのほ場の見学が行われました。

 今年は5、6月の気温が低かったため、生育が遅れるとの予想でしたが、7月の急激な気温上昇で生育は例年通りになる見込みです。

2017年8月10日木曜日

トウキを使った薬用パンを試食

 JAあおばは、薬用作物栽培技術確立プロジェクトチームが主催した薬用作物生産拡大研修会に7月10日(月)に参加し、参加者はほ場見学や薬用作物の今後の動向についての講習を受けました。

 この研修会は、水田フル活用や中山間地域活性化の一環としてシャクヤク等の薬用作物の振興が目的です。現地研修では、婦中地区の富山薬草生産組合のほ場を見学し、婦中営農経済センターでの室内研修では、薬用作物の動向が解説されたほか、トウキを使ったパン等の加工品の試食会が行われました。

2017年8月3日木曜日

夏に向けた対策・防除を しょうが栽培研修会

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは、栽培講習と実地研修会を7月7日(金)に本店で開催し、参加者は、夏に向けた乾燥対策や病害虫の防除について説明を受けました。
 今年は降水量が少なく、昨年と比べ生育に若干の遅れが出ています。講習会では、生育状況の報告の後、県農林振興センターの沢田耕一普及指導員から、今後の生育期に向けた土寄せや追肥の説明、アワノメイガ等の病害虫対策の講習を行い、参加者へ日頃からの畑の見回りの徹底を呼びかけました。

 講習後は松原地区のほ場での実地研修を行い、管理の実演や病害虫被害箇所の説明に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

えごま定植機の本格導入

 JAあおばは、えごま苗の定植をあおば管内の各地区で開始し、大山地区では7月7日(金)からえごま定植機による定植作業が行われました。
 富山市やあおば管内特産物のえごまは、これまで手作業が多く、栽培面積の拡大が課題でした。今回使われたえごま定植機は、昨年より定植作業の効率化を目指した栽培試験で使用されていたもので、今年から本格的に導入されたものです。

 大山地区で定植されたえごまの作付面積は160・5アール。平成30年のえごま出荷組合設立に向け、更なる生産を目指します。